はじめに、去年の暮れ以降からサイトの更新を停止していたことにより、皆様に多大なるご迷惑や不安を与えてしまい本当にすみませんでした。

メロディーに言葉を乗せて音を伝えることは出来ても、こうやって言葉だけで何かを伝える事はやはり自分には難しく、
何から話せば良いのか、どうやって伝えれば良いのか、詰り詰りこの文章を打ち込んでいます。

突然ですが、CRUNCHは3月のライブをもって解散することになりました。

小学生の頃から音楽に夢中で、『バンドをやりたい』と思ったその時には、隣にmacoとShimaがいました。
こう振り返ってみるとこの2人とはもう結成をする何年も前、むしろ出会った時から繋がっていたのかもしれません。
メンバー全員が全くの初心者で結成当初は、周りにバンドをやっている同年代の仲間がいるわけもなく、どうやって練習をすれば良いのか、どうすればうまくなるのか…、何もかもに無我夢中でした。
自分がうまく出来ないのを必死でうまく見せようとしてみたり、そのくせメンバーがミスるとガミガミ文句を言ってみたり。(それは今も…)
ライブを重ねるにつれ、友達しかいなかったライブハウスに、気がつくと『CRUNCHのライブ』を観に来てくれる人たちがいました。
もちろん仲間もたくさんできました。
楽しいこともあれば辛いこともたくさんあって、それはもちろんCRUNCHとしてのこともありますが、今思うとCRUNCHとしてではなくそれぞれの生活の中で起こった出来事も3人で感じ合ってきたような気がします。

ただひたすら地元でライブをしていた僕らでしたが、3年前に今のレーベルと出会い、そこからミニアルバムを発売したのを機に、これまでとは比べ物にならない程のペースで活動を活発にしてゆくと同時に、音楽に対する姿勢も徐々に変わってゆき、フルアルバム『GREEN HAND』『BASKET』をリリース、その中でCRUNCHの音楽性を探りながらも、自分なりに伝えたいことを全力で伝えようとしてきました。
CDのリリースに伴い行った3度の全国ツアーは、言葉では言い表せないくらい本当に大きなものを自ら、そしてなによりライブハウスで出会ったたくさんの方々から得ることができました。

こんな風に、毎日朝起きてから眠りにつくまでCRUNCHの事を考え、気がつくとそんな日々が8年も過ぎていました。

BASKETツアーを終える頃からそれまでただひたすら『今』を走ってきたモノを少し立ち止まらせ、CRUNCHの中にいる自分自身を振り返ってみたり、これまで見据えようとしていなかった『先』を考えるようになりました。
そこから自分自身への不安や欲求、メンバーへの欲求が生まれ、全てをメンバーに話し、3人で、そして一人々々悩み考えるようになりました。
お互いのこれからの音楽活動に対する姿勢、進もうとしている道を初めてそれぞれがゆっくりと時間をかけて考え、何度も話し合った末、解散という道を選ぶことになりました。
何かを終わらすということはとてつもなく勇気のいることです。
このような結果にいたるまでに何度もメンバー同士でぶつかり合い、本当に3人が納得するまで話し合いました。
それだけに今はすっきりしたという気持ちもあります。
それとは裏腹に同じくらいの不安もありますが、一人の人間としての成長を図る大きな試練でありチャンスだとも思っています。

これからの僕個人の活動状況は現段階ではっきりとお伝えすることは出来ませんが、何かを伝えたいというこの気持ちがなくなるまでは音楽を続けていくつもりです。それは他の2人とも同じです。
解散をしてそれぞれの道を歩み始めていく中で、出会ったころのように互いに同じ気持ちで再会し、求めることが出来たらまた同じステージに上がろうという話もしています。
ありきたりな言葉ですが、それだけ前向きな解散でもあるし、もちろん今もこれからも2人とは親友であり続けます。

CRUNCHの中でなによりも尊く思うのはこの文を読んでくれている皆との繋がりです。
これまでCRUNCHの音楽を聴いてくれた皆と、関ってくれた全ての方々、仲間たちに心から感謝の気持ちを送らせていただきます。そしてまたどこかで巡り会えるよう、0からスタートしていきます。
3人が新しい姿でステージに上がるその日まで長い目で楽しみ待っていてくれることを何よりも強く願っています。

本当にありがとう。

解散まで残されたライブを全力で楽しみ、歌い、伝えます。

KAZ

中学の時に始めてライブを観て、「かっこいい!」って衝動で始めたCRUNCHも、早8年。
いろんな感情の変化を経てここまでやってきました。

最初は、ただただ格好良いことがやりたくてやっていたけど、今は何らかのメッセージを伝えたいって気持ちがあって、それは「But, you have a bright future ahead of you.」を出したあたりからどんどん強くなっていった気がします。

初めてのレコーディング、初めてのCDリリース、初めてのツアー、初めてのライブハウス、俺らの音を聴いてくれているみなさんとの出会い…。
全てが俺達にとっては新鮮で、刺激になっていました。

それぞれの事にそれぞれのストーリーがあって、それぞれの想いがあります。
全ては、自分自身が成長するための一歩だって考えていて、成長していくにつれてメッセージは少しずつ増えていっています。
そのメッセージが少しでも構わないから皆に届いてくれていたのなら最高に幸せです。
月並みな言葉ではあるけど、ここまで走り抜けてこれたのは俺らを応援してくれたみなさん、支えてくれた皆さんのお陰だと思っています。
本当にありがとう。

CRUNCHをやってて、人の言葉とか笑顔ってすごく力になる物なんだなって改めて実感しました。
ツアー先でのお客さんにかけてもらった言葉、友人とか家族とかの言葉、メンバーの言葉、全てのひとの笑顔。
どんな時もみなさんの言葉や笑顔に背中をおされながらやってきました。
マジですごく力になりました。
本当にありがとう。

この解散と言う決断もまた、自分自身が成長するための一歩だって思っています。心新たにまた一歩一歩進んで行こうと思います
メッセージがある以上、伝えることはやめたくないから、違った形ではあるけれどまたライブハウスで皆に会えたらなって思います。
その時はまた笑顔で会いましょう。
皆さんに会えて本当にうれしかったです。

今まで本当にありがとうございました。

Shima

自分にとってCRUNCHの解散は『門出』とか『巣立ち』だと思っています。
決してメンバーと仲が悪いとか、音楽性が合わないということではありません。
今でもCRUNCHの曲は好きだし、メンバーは家族や兄弟みたいな存在だと思っています。

バンドを始めた当時は、自分の家をスタジオ代わりにして、近所の迷惑も気にせずガチャガチャやっていました。
楽器に触るのも、音を合わせるのも初めてで、ただそこに響き渡る音がCRUNCHを夢中にさせてくれました。
そして高校生になりライブハウスに通い、定期的にライブをやるようになりました。
自主制作でデモCDを作ったり、イベントをやったり、仲間を作ったりと一歩一歩前進していきました。
そして気がつけば高校を卒業していて、今のレーベルに誘われてCRUNCHの音楽を全国にリリースするところまで辿りつき、CRUNCHの想いが詰まった作品を受け止めてくれる皆さんがいました。
BBSやメールで送られてくるみなさんからのメッセージに励まされ、そしてCRUNCHにとって大きな一歩を新たに踏む事ができました。
それから全国TOURでいろんな場所に行き、新鮮な気持ちや緊張で戸惑うこともありましたが、LIVEでみなさんの笑顔からたくさんのパワーをもらうことができました。
そして、それ以上のパワーをみなさんに与えたいとLIVEに対する気持ちもどんどん強くなってゆきました。

あっという間に月日が流れてく中で、一日を精一杯、そして一日を大切に過ごしてこれたと思います。
そして、日々成長を求めCRUNCHが前進していくために生まれた想いや悩みを3人で話し、じっくりと自分自身を見つめ直していきました。
不安や希望といった感情が自分自身を複雑な気持ちにさせ苦しい時もありましたが、じっくりと先を見据え3人が前向きに話し合った末、自分自身に足りない物を自分自身で切り開いて行く時期が来たんだなと思うのと同時に、CRUNCHにとって、自分自身にとってのもう1ステップを踏むには別々の道を歩む事に可能性があると思い、3人で決断しました。

そして、こういう風に考えたり感じたり前向きな決断ができたのもメンバーであるKAZやShimaと8年間バンドをやってきたおかげだと思っています。
本当にメンバーには感謝しています。

そして何より、CRUNCHのCDを聴いてくれたり、LIVE会場まで足を運んでくれた全国のお客さん達や、バンドの皆さん、レーベルのスタッフの皆さん、レコーディングエンジニアさん、CDショップのバイヤーさん、メディア関係の皆さん、ライブハウスのスタッフの皆さん、本当に感謝しております。
この8年間、良い環境で経験を積み重ねていき、音楽に対する気持ちや姿勢が大きく変化し成長することができました。
それは、CRUNCHを通じて関わってきた皆さんの協力や支えがあったからこそだと自分は思います。

この先も自分には、たくさんの素晴らしいことや、苦しいことが待ち受けていると思いますが、新しい世界に飛び込み、新たな視野でもう一度自分自身を見つめ直しながら、焦らず、ゆっくりと、先を見据えて進んで行こうと思います。

最後に、この8年間に経験してきた事を生かしつつ、CRUNCHが別々の道を歩みながらも、お互い刺激しあえたらと思います。
その時はまた、みなさんと楽しい時間を共有していけたら幸いだと思っています。

8年間、本当にありがとうございました。

そして、これからもヨロシクお願いします。

maco

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